よくある質問
耳が痛いのですが、何が考えられますか?
急性中耳炎、外耳炎、慢性中耳炎が増悪した場合の三つが考えられます。
1)急性中耳炎:
学童に多い病気です。鼻炎が原因で生じることが多く、鼻の治療も同時にすることが必要です。
2)外耳炎:
原因の多くは耳のさわりすぎによりついた傷です。耳掃除は綿棒で1週間に1度で充分です。
3)慢性中耳炎の増悪:
慢性中耳炎の方は、たいてい鼓膜に小さな穴が開いています。そこから入った細菌によって炎症が起こり、耳が痛むことがあります。すぐに耳鼻科を受診しましょう。
最近、耳が聞こえにくいのですが?
だんだんと聞こえにくくなった場合は加齢性の難聴、突然聞こえなくなった場合は突発性難聴の可能性があります。
1)加齢性の難聴:
聴力は歳とともに衰えます。聴力検査を施行します。補聴器が必要になることもあります。
2)突発性難聴:
いろいろ説はありますが原因はいまだに不明です。軽症の場合はステロイドやビタミン剤の内服で改善しますが、重症の場合は点滴治療が必要です。
メニエール病とはどんな病気ですか?
回転性めまい、難聴(特に低音)、耳鳴りを繰り返します。内耳にリンパ液が溜まりこれが神経を圧迫し症状が出ます。季節の変わり目に多く発症し、水薬(耳のリンパ液を減らす)を内服して治療します。難治性でしばしば再発します。生活習慣を改善し、規則正しい生活を心がけることが大切です。
はなぢ(鼻出血)がでました。止め方を教えてください。
ほとんどの鼻出血は鼻中隔(鼻の左右を分ける壁)の入り口(キーゼルバッハ部位)からの出血です。この部位は粘膜に血管が露出しており傷つきやすく、そのためすぐ出血します。原因は鼻のさわりすぎがほとんどですが、鼻内粘膜の乾燥による損傷、アレルギー性鼻炎なども挙げられます。
鼻出血したら、まずは落ち着くことが大切です。何回もくり返すことがあってもすぐに止まるようなら出血量はそれほど多くはありません。応急処置として小鼻をはさんで10分間ほど圧迫すればたいてい止血できます。
また、高血圧、血液の病気や肝硬変などのある方は、止血できても一度は耳鼻科を受診することをお勧めいたします。
黄色い鼻が出るのですが?
副鼻腔炎が考えられます。
1)急性副鼻腔炎:
かぜをひいたあとに黄色い鼻水が続く状態です。抗生剤の内服で治療します。
2)慢性副鼻腔炎(ちくのう症):
慢性的に黄色や緑色の鼻水が出て、鼻が臭います。重症例では鼻の中にポリープが発生して頑固な鼻詰まりが生じ、手術が必要なこともあります。
アレルギー性鼻炎といわれたのですが、花粉症ではないのですか?
アレルギー性鼻炎の原因にダニ、カビ、ハウスダスト(ほこりなど)、ペットの毛や排泄物、そして花粉があります。花粉が原因で起こるアレルギー性鼻炎を、「花粉症」といいます。アレルギー性鼻炎は、年間を通して起こる「通年性」(主な原因はハウスダスト)と一定の季節に限って起こる「季節性」(主な原因はスギやヒノキ、ブタクサなどの花粉)の2種類に分けられます。
当院では先ず詳細な問診、鼻内の観察、血液検査による原因物質(アレルゲン)の検索により診断しています。アレルギーの原因となるアレルゲンを明らかにすることは、治療や生活環境を整える上で重要です。
アレルギー性鼻炎の治療は抗アレルギー剤の内服・点鼻をします。抗アレルギー剤の副作用として眠気が多いですが、当院では眠気のない薬物を用いています。
スギなどの花粉症であれば、花粉飛散開始の約2週間前より前もって抗アレルギー薬を内服することでアレルギーが効果的に抑えられます(初期治療)。特にスギ花粉症の方は症状が強いため、飛散する2週間程度前(年により変わりますがほぼ2月初旬頃)より初期治療を行われることをお勧めします。
スギ花粉減感作療法(舌下免疫療法)とはどんな治療ですか?
アレルギーの原因となっているアレルゲン(スギ花粉)を少量から投与することで、からだをアレルゲンに慣らし、アレルギーの症状を和らげる治療法です。詳細は鳥居薬品のホームページでご覧ください。当院でもスギ花粉減感作療法について、月曜日の夕診で説明しています。お気軽にご相談ください。なお、対象はスギ花粉症のみで、治療は長期間(3〜5年)かかります。治療開始時期はスギ花粉飛散が完全に終了する6月以降になります。
声がかれるのですが?
急性/慢性喉頭炎、声帯ポリープ/声帯結節、ポリープ様声帯、喉頭がんなどが挙げられます。
1)急性/慢性喉頭炎:
いわゆる『のど風邪』です。消炎薬や鎮咳薬(咳止め)、抗生剤の投与で治療しますが、重症の場合は状況に応じてステロイドホルモンも用います。ネブライザー吸入治療も併用して行います。多くの場合、数日から数週で治ります。声がれを伴う場合は、なるべく声を使わないようにすると声の改善に有効です。
2)声帯ポリープ/声帯結節:
声帯に生じる炎症性の腫瘤(こぶ)です。原因は声の出しすぎ(カラオケ、怒鳴る、歌手・教師など声を使う職業など)です。治療は消炎鎮痛薬の内服やステロイドの吸入が中心です。
3)喉頭がん:
原因はほぼ99%喫煙です。愛煙家の方は定期的な検診をお勧めいたします。
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耳鼻咽喉科 岡野医院
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